モアサナイトとは

モアサナイトとは
ダイアモンドを上回る輝き、モアサナイト
モアサナイトは、宇宙から地球に降りてきた隕石の中から発見された鉱物であり、1893年、フランスの化学者アンリ・モアッサン(Henri Moissan)氏によってアメリカのアリゾナ州で初めて発見されました。 ほとんどが隕石中に産出するため、地球上で天然に産出されることはごく稀で、天然モアサナイトの使用は禁じられています。
宝石としての輝きにおいては、モアサナイトはダイヤモンドを上回ると言われており、輝きの強さを表す光の屈折率では、ダイヤモンドが2.42に対し、モアサナイトは2.65〜2.69、きらめきを作り出す光の分散度では、ダイヤモンドが0.044に対し、モアサナイトは0.104 と、ダイヤモンドのほぼ2.5倍の値の数値が出ています。
ダイヤモンドを上回るその輝きは、世界中の女性たちから圧倒的な人気と支持を得ています。

モアサナイトの魅力
輝き、安定性、気軽さ
モアサナイトの魅力を簡潔に表すと「輝き、安定性、気軽さ」の3点です。特に安定性については人工、合成と聞くと天然より劣るという図式が一般的ですが、合成には合成の良さがあり、それこそが安定性です。
例えばエメラルドカットやバケットカットは高い透明感が求められます。しかし天然のダイヤモンドであればそれは大変希少かつ高価格です。そもそもこれらファンシーカット自体の流通量が少ないがため高額になりがちです。センターに1粒ならまだしも、エタニティリングのように同じ大きさで沢山使用する場合、ダイヤモンドでそれを集めるのは非常に困難です、まして同レベルのランクの物を集めるのは時間と労力がかかります。その点、モアサナイトは合成物であるため、同じクオリティの物を安定的な供給量にて作ることが可能です。そのためモアサナイトであれば輝きは担保され、価格も抑えることが可能です。

サステナブルファッションとしてのモアサナイト
ジュエリーとサステナブル(持続可能)ファッションの関係性
モアサナイトはキラキラするものが大好きな方。本当に自分に似合うデザインを実現したい方に大変おすすめです。
ダイヤモンドなどの天然石の採掘に環境破壊や過酷な労働環境が近年問題になっており、モアサナイトはラボで生まれるのでクリーンです(天然モアサナイトはその希少性から採掘禁止です)。ここ数年世界的に意識が高まりつつある、エシカル(倫理的)でサステナブル(持続可能)な暮らしの選択をしたい方。これから婚約指輪、結婚指輪を探す方、女性に何かプレゼントしたい殿方(貴方の株は急上昇かと!)、そのような方にモアサナイトは大変おすすめです。
モアサナイトの手入れ
手入れもカンタン
特別なことは必要ございません。日常的なお手入れとしてご購入時にお付けしているオリジナルジュエリー拭きにて優しく拭いてから、お届けしたito桐箱もしくはお持ちのジュエリーボックスにしまってください。
注意点としては、モアサナイトはダイヤモンドに次ぐ硬度、9.25〜9.5とはいえ、強い衝撃や衝撃の加わり方によりましては割れる可能性もございますのでお気をつけくださいませ。また、その硬度ゆえ、それより硬度の低いジュエリーとぶつからないようにお気をつけ下さい、低い方が傷つく可能性がございます。